14日目 ストーリー

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14日目 ストーリーのみ

ネタバレ注意!スクショし忘れた部分もあります。14日目までのストーリーが気になる方はストーリーを進めてください。

  • ハンマー よく眠れたか? スマート。
  • スマート ええ。ところで、あの木… 昨日より育ってない?
  • ハンマー そうだな。それに、木の近くは空気がもう少 し綺麗な気もする。
  • スマート ふうん。それで体がスッキリしたのかしらね。
  • イーデン スマートさん、おはようございます。 ハンマーさん、足の調子はどうですか?
  • ハンマー 足が不自由なのはここに来る前からだ。 いつもと変わらん。 いや、 少し楽になった気がしなくもないが。
  • イーデン それでも、ごめんなさい。 ボクがトラップに 嵌めたりしなければ…。
  • ハンマー その話はもういい。 責任がどうのこうの言え ば、こっちが気まずくなる。
  • イーデン わかりました。ハンマーさん。
  • ソフィア もう起きてたんですね、 イーデン。 偉いです。あいつらから目を離すと、変な気を起こすかもしれませんし。
  • スマート 朝っぱらからケンカを売るようなマネはするなって、学校で習わなかったのかしら?
  • ソフィア 少なくとも誰かさんみたいに、 発信機の仕込 み方を習った覚えはないわね。
  • スマート だーかーらー! それは私たちの仕業じゃないって言ってるでしょ!
  • ソフィア 悪いけど、私はお人好しのイーデンとは違うの。
  • イーデン そ、そんなことより、 まずは朝食にしましょう! アハハ……
  • ソフィア ひとつ相談があるんですが、食事のあとで聞 いてくれませんか?
  • イーデン はい!もうそろそろ食べ終わったし、今話し てもいいですよ、ソフィア。
  • ソフィア 大したことではありませんが… 調理器具が壊 れてしまって、 このままだと料理ができない んです。
  • イーデン ええっ!?大変じゃないですか!
  • ハンマー 同感だな。 これが食べられなくなるのは大きな損失だ。
  • イーデン 食べ終わったら、さっそく新しい道具を見つけてきます!
  • ソフィア ええ… でも、無理はしないでくださいね。
  • イーデン ちょうどよかった。 調理器具のことがなくて も、キャンプの物資も少なくなってきたところ だし、 この機にいっぱい調達してこなきゃ。
  • ソフィア 無駄に人口が増えちゃってますものね。
  • イーデン アハハ…。 とにかく、装備を揃えてすぐ出発しましょう。 ソフィアとジョイ、 それからシードには、キャンプの留守 番をお願いします。 ボクとスマートさんとハンマーさんの三人で行ってきますから。
  • ソフィア あの連中と一緒に? いけません、 イーデン ! 危険すぎます!
  • イーデン 今まで何もなかったし、大丈夫ですって。
  • ソフィア 何かあったらすぐキャンプに逃げてくるんで すよ。
  • イーデン アハハ。そうしますね。ソフィア!
  • スマート あんなイケ好かない女に、ずいぶん懐いてる のね。
  • イーデン ソフィアのことをあまり悪く言わないで。 ジョイのことで気が立っているだけで、 本当 は優しい人なんです。
  • ハンマー あの子はどこか具合でも悪いのか?
  • イーデン 持病があるそうです。 早く治るといいけど
  • スマート はあ、今どき健康な人の方が珍しいものね。 何もかも環境のせいだわ。さっさと収集を済 ませて帰りましょう。
  • イーデン はい。スマートさん!
  • ソフィア ふむ、大したものはないわね。まあ… 怪しい ものを置きっぱなしにするはずもないか。
  • ジョイ ママ。何してるの?
  • ソフィア ジョイ! どうして出てきたの?中に入りなさ い! そこらじゅう砂嵐が吹いてるのよ!
  • ジョイ 咳が止まったから。でも、もう戻るね。 シー ドコッコ! 中に入ろう!
  • シード ワン!
  • ソフィア 砂嵐がどんどん濃くなってる。 イーデンは無事かしら?
  • イーデン うわぁ!とんでもない砂嵐ですね。一寸先も見えません!
  • スマート 十分集めたみたいだし、もう帰ってもいいんじゃない?
  • ハンマー それがいい。これ以上欲張るのは危ないかも しれん。 ソフィアの言った調理器具も手に入れたし、任務は完了でいいだろう。
  • スマート こうしている間にもどんどん酷くなってるわ ね。 無事に帰れるか心配だわ。
  • イーデン ボク、 簡単な羅針盤ならこの場で作れます。 キャ ンプの方向さえ分かれば帰れるはずです! 羅針盤を作る間、一カ所に固まっていてください!
  • ハンマー わかった。
  • イーデン ふぅ、羅針盤が出来ました。 キャンプの方向は分かったので、このまま進めば無事に帰れるはずです。
  • スマート 磁石を持っていたのね。 そんなスキルはどこで身につけたの?
  • イーデン リアムに教えてもらったんです。あっ!ボク、リアムのこと話しましたっけ?
  • ハンマー 何回か聞いた。 彼のことを話すときは明るい 声になるのだな。 こんな状況でさえも。
  • スマート 無駄話する時間はないわ。 すぐに出発しましょう!
  • イーデン はい!ボクが羅針盤を持ちますね。ほら、あっちです!
  • シード ワンワン!
  • イーデン これは、シードの声? ちゃんとたどり着けたんだ。
  • スマート そんなヤワな性格でよく生き残れたと思えば、サバイバルスキルに長けていたのね。 見直したわ、 イーデン。
  • イーデン ありがとうございます、 スマートさん。さあ、まずは物資の整理から始めましょう!
  • ハンマー そうだな。思ったより大荷物になったから、 一苦労しそうだ。
  • ソフィア 整理でしたら、私も手伝います。
  • イーデン お願いしますね。ソフィア!
  • ソフィア (これ以上イーデンが連中と仲良くなる前に、早く手を打たないと… 今より親しくなられると厄介だわ)
  • イーデン スマートさんって、 整理整頓がすごく上手なんですね。 荷物を運ぶ手際もいいですし。
  • スマート 昔、大きなスーパーマーケットで働いていたからね。ほとんど在庫整理の仕事ばかりだったわ。
  • イーデン スマートさんも、色々な経験をしてきたんですね!
  • スマート「あの日」以前の経験なんて、今となっては 大して意味はないわ。 イーデンの方が苦労してきたんじゃない?もちろん、「あの日」の訪れより前の暮らしだってひどかったけどね。 賞味期限切れの商品を破棄するときなんて、人々がアリのように群がってくるのよ。
  • イーデン その頃にも、可哀想な人が多かったんですね。
  • スマート 私は可哀想とは思わなかったわ。 あの連中が通り過ぎたあとは、ゴミと汚物にまみれていた。 他人のことなんてちっ とも考えない輩よ。 掃除する身にもなってほしいわ。
  • イーデン はあ… みんなが少しでも思いやりの心を持っ ていたら、こんな世界にはならなかったかも 知れませんね。
  • スマート 同感ね。まあ… 略奪者に身をやつしていた私の言えたことじゃないけど。
  • ハンマー あらかた片付いたな。
  • イーデン はい。 スマートさんの話を聞いていたら、疲 れているのも忘れちゃいましたよ。アハハ。
  • シード ガルルル
  • イーデン うん?シード! どうしたの?
  • シード ワン! ガルルル… ワン! ワン!
  • イーデン シード! 何いきなり…あっ! そんなに走って、どこ行くの?
  • ソフィア シードったら、 どうしちゃったんでしょう?
  • イーデン わかりません。 とにかく、ボクはシードを追 いかけます!戻ってきてよ、シード! 砂嵐が激しすぎて、 追いかけるの大変なんだから!
  • シード ワン!ワン!
  • イーデン いったい何に向かって吠えてるの?うん?あっ… えええっ!?ソ、ソフィア! あ、あそこに人がいます! 一 人… 二人… 三人みたい!
  • ソフィア 何ですって…?
  • スマート 何者かが近づいてきてる…? まさか、略奪者 どもが発信機の信号を追って…?
  • ソフィア 待って、 イーデン! すぐ行くから、そこで じっとしてなさい!何か武器になりそうなものは… あった! これ が使えそうね。
  • スマート むやみに振り回すんじゃないわよ! この砂嵐 の中だと、 イーデンに怪我をさせるかもしれ ないわ!
  • ソフィア それくらい分かってるわ! 私に命令しないで!今行きます、 イーデン!
  • イーデン あっ、ソフィア。 あれを見て。ほら、やっぱ り人間ですよね?
  • ソフィア ええ、確かに。 移動しているようです。
  • イーデン やはり略奪者でしょうか?
  • ソフィア その可能性は大きいわね。 あなたたち!動か ないで!動くと敵とみなして攻撃するわよ!
  • ?? ま、まま、待ってください! わ、わ、わ、 わたしたちは…!
  • ?? まずは落ち着け、ヘナ。 おーい!オレたちは 悪人じゃない!襲うのはやめてくれ!
  • ヘナ は、はいっ、トム! そ、そ、そうなんです! た、た、助けてください!
  • ソフィア 近寄らないで!
  • トム ちゃんと見ろ、一歩も動いてないって!この砂嵐のせいでずっと迷ってたんだ! 誰かに危 害を加える体力すら残ってねえよ!
  • イーデン とりあえず、キャンプに行って話しましょう!
  • ヘナ あっ!砂嵐が少し収まったおかげで気付きました。 わたしたち、あなたを探していたんで す!
  • イーデン えっ!?ボクを?
  • ソフィア イーデン、下がりなさい! 気を許してはダメよ!
  • スマート あの女に従うのはシャクだけど、私も同感 よ。 少し離れて話した方がいいわ、 イーデン。
  • イーデン わ、わかりました。 ところで… ボクを探して いたというのは? 皆さんとは初対面のはずじゃ….
  • トム オレたちは略奪者から逃れるために、向こうの廃墟に隠れていた。 だが君らも知っての通り、廃墟地帯はろくな場所じゃない。
  • ヘナ そ、それで……新しい住み処を探していたら… あ なたたちが物資を運んでいる姿を見かけたんです。
  • トム キミの顔は汚れていなかった。 だから、 近く に人の住める場所があるはずだと思い、君の去った方向に急いで来てみたわけさ。
  • イーデン 嘘を言っているようには見えないけど…。
  • ソフィア イーデン!
  • イーデン うっ…!ハハ、ですよね。 騙されないように気をつけます…。
  • トム オレはトーマス。 みんなにはトムって呼ばれ てる。君たちもそう呼んでくれ。
  • ヘナ わ、わたし、ヘナです。 介護施設で介助員を やってました。それで、こちらはミゲルおじいちゃん。 わた しが担当していた患者さんです。
  • ミゲル ああ… わしはミゲルじゃ。 このキャンプの素晴ら しい景色のように、大らかな気持ちで… わしらを 迎え入れてはくれんかね… ゴホッ、ゴホッ!
  • シード ワン!
  • ミゲル 優しいワンちゃんじゃのう。 ゴホッ!わしは 大丈夫じゃ。 そう心配せんでよい。 ゴホッ!
  • イーデン 本当に大丈夫なんですか? ミゲルさん。
  • ミゲル ああ、 平気じゃ。 ゴホッ!
  • イーデン シードはもうミゲルさんに懐いたみたい。 べったりくっついてますね。
  • ソフィア シード! こっちに来なさい!
  • シード クゥ~ン…
  • ヘナ ご覧の通り、ミゲルさんはお体が優れません。 トムとわたしがつきっきりで看病しないとダメなんです。
  • トム 自己紹介させてもらうが、オレはこう見えて腕利きの医者だ。 このご時世に、医者より貴重な人材なんてそうそういない。そんなオレを警戒するなんて、ナンセンスだと思わ ないか?
  • スマート ナンセンスなのはあんたのオツムよ。その偉 そうな顔を殴ってやりたいわ。
  • ヘナ お願いですから黙っててください、トム。
  • トム くっ…。
  • イーデン ソフィア、略奪者には見えませんよね?
  • ソフィア 私とジョイを略奪者に売り渡したやつも、あの老人のように善良そうな人でした。 人は見かけによらない… 今の世の中ではなおさらです。
  • イーデン そうだったんですか… わかりました、 ソフィ ア。
  • トム もしかして、オレが本当に医者かどうか疑ってるのか?
  • スマート ニュープロテクターにいた頃、 捕まった人の 半分は医者を名乗っていたわ。
  • トム オレはマジで医者なんだって。 なあ、 ヘナ。 何とか言ってくれよ。
  • ヘナ うーん… しつこく絡まれた記憶しかないし、 それはちょっと…..
  • トム おいおい、少しは空気を読んでくれよ。 今は オレの肩を持たないとマズい状況だろ?
  • ヘナ あっ、そうでした。 えっと…一応、介護施設に派遣されていた医師なのは本当です。 今までわたしと一緒にミゲルさんの世話をしていましたし。
  • イーデン 本当に医者なら、 ボクらにとってもいいこと ですよね? ソフィア。
  • ソフィア もう一度言います、 イーデン。 耳を貸しては いけません!
  • スマート この女と同意見なのは面白くないけど、私も同じ考えよ、 イーデン。 こんな世の中だし、すぐ人を信用する癖は直した方がいいわ。
  • イーデン でも、ボクには… あの人たちが悪人には見えないんです。
  • ハンマー …
  • シード ワン!ワン!
  • ミゲル ハッハッ。 初対面の余所者にこんなに懐いてくる犬は… ゴホッ、ゴホッ! 本当に久しぶりじゃ。 ゴホッ!
  • イーデン ほら、シードもあんなに懐いてるし、悪者とは思えませんよ。
  • ソフィア それでも油断してはいけません。
  • ジョイ ママ。 あの人たちも略奪者なの?
  • ソフィア まだわからないわ。 でも、見知らぬ人を信じ てはいけないのよ。 決して。
  • ジョイ うーん…わかった。
  • ヘナ あなた、ジョイっていうの?可愛い子ね。
  • ソフィア アンタ! 私の娘にちょっかいを出さないで!
  • ヘナ ご、ごめんなさい! 気を付けます。
  • スマート 略奪者ではないようだし、 このまま追っ払ってしまったら?
  • イーデン スマートさん、見てください!この人たち、砂嵐の中をさまよったせいでヘトヘトです。 このまま追い返すなんて、見殺しにするのと同じですよ。
  • ソフィア それでも一緒に住むわけにはいきません。 今夜だけ泊まらせて、出て行ってもらいましょう。 これは私たちの安全のためです、 イーデン。
  • イーデン うう…わかりました。(明日もう一度説得してみよう。 スマートさんや ハンマーさんとも一緒に過ごせてるんだから、 この人たちとだって、きっと上手く行くはず…)
  • イーデン 見てください! 砂嵐がだいぶ晴れましたよ。
  • ハンマー 視界は確保できたが、 空模様は相変わらずの曇り空か。 厄介だな。
  • イーデン 曇り空だと、 何かまずいんですか?
  • ハンマー 太陽光が足りず、 電力の供給が不安定になってきている。
  • イーデン あっ!そうですよね! キャンプの電力は、 すべて太陽電池でまかなってるから…..
  • ソフィア 心配ですね。 電気がなくなると、色々と問題が起こるはずです。いっそ、太陽電池の他に、 何か別の発電施設 を作れないでしょうか?
  • イーデン うーん… どうでしょう。他の発電施設についしては、リアムから教わっていないんです。
  • ミゲル 口を挟んでよいかわからんが… ゴホッ、ゴホッ!ふ… 風.. ゴホッ! 風力発電機はどうかね?
  • ソフィア 風力…発電機?
  • ミゲル わしは、若い頃… ゴホッ! の、農場を経営していたときに… 風力発電機を使用しておった。 ゴホッ!作り方なら知っておる。
  • イーデン わぁ、ホントですか?でしたら、ぜひボクたちに作り方を教えてくださいミゲルさん!
  • ミゲル 風車を建てるにはまず地盤を整えねばならぬが… どこか適した… ゴホッ、ゴホッ!場所はあるじゃろうか?ゴホッ!
  • イーデン 場所でしたら、あの辺りを掃除すれば空けられます。 ハンマーさん! ソフィア!手を貸してもらえますか?
  • ソフィア …ええ、 手伝います。
  • イーデン 他のみんなも協力してください!
  • イーデン これなら十分ですよね?
  • ミゲル ちょうどよい。 では、風を十分に受け止められる… ゴホッゴホッゴホッ!
  • イーデン 大丈夫ですか? ミゲルさん。ゆっくり話してもいいですから!
  • ミゲル いや、平気じゃ。 ゴホッ! これくらいはもう慣れた。 ふう…とにかく、高くて頑丈な塔を建てるんじゃ。 強風にも倒れない、頑丈な塔をな
  • ハンマー それは俺に任せてくれ。 イーデン、サポートを頼む。
  • イーデン はい、ハンマーさん!
  • イーデン ものすごく頑丈ですね!蹴りつけてもびくと もしなさそう!
  • ミゲル わしの農場にあった塔よりも立派じゃな。 ゴホッ、ゴホッ。 君は実に腕がいいのう、ゴホッ!
  • ハンマー それはどうも。 次は何をすればいい?
  • ミゲル 風車をつけるための尖塔を建てるんじゃ。わしは… ゴホッ、ゴホッ!ほ、ほかの者たちに、電源装置の配置を教えよう。
  • ハンマー 了解した。
  • トム オレも手を貸そうか? 本業は医者だが、天才は何でも上手くこなせるもんさ。
  • スマート なら、黙って大人しくしていなさい。 それも上手くできるんでしょ?
  • トム 厳しいなぁ。 そんなにオレのこと嫌いなの?
  • ハンマー キャンプの電力が不安定になってきた。 イーデン、急ごう。
  • イーデン はい、ハンマーさん。
  • ハンマー よし、これで十分なはずだ。
  • ミゲル 見事じゃ。 ゴホッゴホッ!
  • ヘナ お、おじいちゃん! 大丈夫ですか?
  • ミゲル わ、わしは平気じゃ。彼の素晴らしい作品を見て、つい気持ちが高ぶってしまってのう。わしが子供だった頃にも風車はそう数が多くな かった。 あらゆる地域に… ゴホッ! 電、 電気が通り、どこもかしこも電線だらけじゃった。
  • イーデン ボクの住んでいたところもそうでしたね。
  • ハンマー さて、次は何をすればいい? 風車を作って、 取り付ければいいのか?
  • ミゲル その通りじゃ。あとは風車をつけて…ゴ ホッ!風が応えてくれるのを待つだけじゃ。
  • イーデン 最後の仕上げですね! がんばります!
  • ソフィア 風車、よく回ってますね。
  • スマート 電力供給も上手く行ってるわ。 完璧ね。
  • イーデン ミゲルさん、ありがとうございます!
  • ミゲル 礼を言うのはわしの方じゃ。 風力発電機など、二度とお目にかかれないと思っておったが…。
  • シード ワンワン!ワン!
  • イーデン シードも風車が気に入ったみたい。アハハ。
  • トム ほら見ろ! オレがこのキャンプに来たおかげで、何もかも上手く行ってるだろ?
  • ヘナ あなたは何もやってないでしょ。 トム、いい加減黙っててください。
  • トム アンタこそ黙っててくれないか?ヘナ。 オレは状況を好転させる努力をしてるんだ。
  • ヘナ それが裏目に出てるのよ…。
  • イーデン えっと… ソフィア。 ミゲルさんのおかげで風力発電機を作れたんだし、キャンプに迎え入 れてもいいんじゃないかって……
  • ソフィア 絶対にダメです。風力発電機なんかと私たちの命を引き換えにはできません。
  • ミゲル ゴホゴホッ!ううっ!ぐっ!
  • ヘナ ミゲルさん!
  • イーデン あっ!ミゲルさん、急にどうしたんですか?
  • ヘナ 病状が悪化したんです! お願いです。ミゲルさんを楽な姿勢で寝かせてあげて!
  • イーデン ボ、ボク、救急箱を持ってきますね!
  • ヘナ お願いします、 イーデンさん!
  • ミゲル ゴホッゴホッ!
  • ヘナ ミゲルさん…。
  • イーデン ミゲルさんは、いったいどんな病気なんですか?
  • ヘナ で、伝染病ではありませんから、そこは安心してください! 本当です!
  • イーデン そんな心配をしてるわけじゃないけど、どう いう病気か気になって…。
  • トム 正式な病名ではないが、オレと同期のやつらは後天性臓器アトピーって呼んでたぜ。
  • ソフィア なん… ですって!? 今、 何て言いました!?
  • トム びっくりしたなぁ。 急に大声を上げないでくれよ。 後天性臓器アトピーって言ったんだ。
  • イーデン そういう病気は初めて聞きましたね。 アトピーって、お肌の病気じゃないんですか?
  • トム こっちは発疹が臓器の内部で起こるのが厄介なところだ。 肺と気管支の発症頻度が高いことから、埃などが原因かもしれないが..
  • ソフィア ヘナ、あなたが話してください。 あの老人の症状を… 一つ残らず!
  • ヘナ え、ええっと… 色々ありますけど…
  • イーデン (ソフィア、どうしたんだろう? あんなに興奮して…)教えてください、ソフィア。 さっきミゲルさんの病気のことで熱くなってましたけど、何か理由でもあるんですか?
  • ソフィア ふぅ…実は、その病名に聞き覚えがあるんです。
  • イーデン まさか…。
  • ソフィア ええ。 ジョイの主治医が言っていました。 その病気である可能性が高いと。
  • イーデン じゃあ、治療法は?
  • ソフィア わかりません。 その病気の研究を専門とする学会があるとの噂を聞いて訪ねようとしましたが、その前に「あの日」の事件が起きてしまって…
  • イーデン そうだったんですね…。 元気を出してください、ソフィア。 治療法はきっと見つかるはずです。
  • ソフィア ありがとう。イーデン。
  • トム (ほう! なるほど…?思いがけない収穫だな。こんな話を小耳に挟むなんて、やっぱりオレはツイてるぜ)少し話さないか? 麗しいレディー。
  • ソフィア 黙りなさい。もう一度そんな呼び方をしたら落とし穴に放り込むわよ。 私に近寄るヒマがあるなら老人の病気でも診てなさい!
  • トム どーどー、 落ち着いてくれ。 オレはアンタの娘さんのことで、 親切心を発揮しようと思っただけだ。
  • ソフィア 何をバカなことを。 あなた、ジョイに何をするつもり!? 娘に何かしたらタダじゃ置かないわよ!
  • トム だから落ち着けって。 さっきのアンタらの話を聞いたんだよ。 アンタの娘さんは実にラッキーだ。
  • ソフィア 前口上はいいから本題に入りなさい。
  • トム 何を隠そう、このオレこそがアンタの言う 「その病気の研究を専門とする学会」の医者だ。
  • ソフィア …何ですって?
  • トム オレがミゲルの病名を知っているのも、 学会の医者だからさ。 どうだい、筋は通っているだろ? オレがここに住めば、 娘さんの病気だって診てやれるぜ。
  • ソフィア つまり… このキャンプに住まわせてほしいってこと?
  • トム 単に住まわせてほしいだけじゃない。 まともに患者を診るには診療室が要る。それくらいは用意してもらえるよな?
  • ソフィア …
  • トム どうだい?このキャンプに常駐の医者が加わるんだ、悪い取引じゃないと思うがね。
  • ソフィア …わかったわ。 ただし、嘘だったら二度と太陽を拝めなくしてやるわ。
  • トム ああ、それで結構さ!
  • イーデン ソフィア、どうしたんですか? 急に辺りの掃除なんか始めて…。
  • ソフィア ここにトムの診療室を作るんです。
  • イーデン え?それって…。
  • ソフィア ええ。 患者もいることですし、医者を受け入れるのも悪くないと思いました。
  • イーデン そうですよね、ボクも大賛成です!
  • スマート まったく、掴みどころのない女ね。 どういう風の吹き回しかしら?私たちには毒を飲ませようとしたくせに、診療室を作ってやるだなんて… 私たちのことが気に食わなかっただけってこと?
  • ソフィア ブツブツ言ってないで、あなたたちも手伝いなさい!
  • スマート あ~あ、結構ゴミが多いわね。 こんなところに診療室を建てるの?まあいいわ、これだけやれば十分よね?
  • トム 何を言ってるんだい?木や雑草もきれいに取り除いてくれよ。 病院は清潔第一ってことも知らないのかい?
  • スマート 手伝いもしないやつに文句言われる筋合いはないわ。 あなたの骨もきれいさっぱり取り除いてあげましょうか?
  • ソフィア わかったわ、トム。木や雑草を取り除けばいいのね?
  • スマート 何、あいつの言いなりになるって言うの? 一 体どうしたっていうのよ、あなたらしくもない。
  • ソフィア イーデン、手を貸してください。
  • イーデン うーん…わかりました、 ソフィア。(ソフィアの様子がおかしい気もするけど、 キャンプに診療室ができるのはいいことだし…)片付けるのは大変だったけど、きれいになっ たのを見ると爽やかな気持ちになりますね! トムさん、次は何をしましょうか?
  • トム えっ?ああ…そうだな、 診療室には机が欲しいかな。
  • イーデン わかりました! ソフィア、ちょうど目をつけておいた机があるので、 ハンマーさんと一緒に運んできますね!
  • ソフィア お願いします、イーデン。
  • スマート あの子… またスイッチが入ったみたいね。 まっ たく変わった子だわ。 どんな生き方をすればあんなに楽しく働けるようになるのかしらね?
  • イーデン アハハ。 だって、周りの環境がよくなっていくんですよ。 嬉しくないですか?
  • スマート もう皮肉を言うのもバカらしくなってきたわ。さっさと机を運んでくるなりしなさい。
  • イーデン トム、どうですか? これなら診療机にぴったりですよね?
  • トム 君… 結構愉快な性格してるんだな。
  • ソフィア 次は何をすればいいの?
  • トム うーん… 机がもう一つほしい。 診療室ってのは意外とスペースが必要なんだ。
  • ソフィア わかりました。イーデン、机として使えそうなものが他にないでしょうか?
  • ハンマー 片方の足が折れたテーブルがあったはずだ。あの机に立てかけて使えばいい。
  • イーデン あっ!それ、ボクも見ました!さっそく持ってきましょう!
  • ヘナ わ、わたしも手伝います!
  • トム ヘナ? ミゲルの爺さんは放っておいていいのか?
  • ヘナ 今はだいぶ落ち着いたので、少し休ませてもらっています。 診療室を作るなら、 わたしにも手伝わせてください。 ミゲルさんのためにもなりますし。
  • イーデン いいですよ、ヘナさん。一緒に行きましょう!
  • トム うむ! 実にいい感じだね。 さて、次は…。
  • ソフィア まだ何かあるの?
  • トム 何を言う、まだ始まったばかりだぜ。診察を受ける患者のためにも、適当に作るわけにい かないだろ。
  • ソフィア わかったわ。 何をすればいいの?
  • イーデン ……
  • スマート 確かに診療室は必要かもね。 イーデン、完成したら一番にソフィアの頭を検査してもらいましょう。
  • ソフィア 聞こえてるわよ。 私は正気だからご心配なく。
  • トム そうだ!医療器具だ!オレも持ってはいるが、このキャンプに医療器具の類はないか?
  • イーデン いくつか見かけてはいます。きれいに消毒してテーブルに載せておきましょうか?
  • トム ああ。頼む。
  • ヘナ 消毒は私が行いますね。
  • トム なんだか息がぴったりだね?
  • ヘナ 片付けが終わりました。 もしかして、わたし たち… このキャンプで暮らせるんでしょうか?
  • スマート ダメよ。 交渉の余地はないわ。そうでしょ?ソフィア。
  • ソフィア ……
  • スマート どうして黙ってるの? 本当に頭の調子でも悪いの?
  • ソフィア 黙りなさい。… トム、 次は何が必要かしら?
  • トム 決まってるだろ? テーブルと来たら次は椅子さ!医者のオレに立ちっぱなしで働けってのかい?そうでなくても大変な仕事なのに。
  • スマート 口が減らない男ね。 診療室が完成したら、 ボコボコにして最初の患者にしてあげようかしら。
  • トム なぁ、ソフィア。 あの女はキャンプから追い出さないか? 診療の邪魔になりそうだし…。
  • ハンマー いい加減にしろ、医者。
  • トム げっ! じょ、冗談だよ、 冗談。 そうマジになるなって。
  • ハンマー …椅子なら心当たりがある。 イーデン、 一緒に来てくれ。
  • イーデン はい、ハンマーさん!
  • トム (ふう、チビるかと思ったぜ。 あの男は要注意だな…)
  • イーデン どうですか?
  • トム ふむ…もう少し豪華で上品な椅子の方が…..
  • ハンマー ……
  • トム い、いや、よく見るとぴったりだな!高さもテーブルに合ってるし! ご苦労さん、イーデン!
  • イーデン アハハ!そうですよね?ボクもこのテーブルにぴったりだと思ってたんです!
  • トム さて、それじゃ次は…。
  • ハンマー また何か必要か? ずいぶんと注文が多いな。
  • トム キャ、キャンプのみんなの健康のために手を抜きたくないからね! 本当だって!
  • ハンマー ……
  • ソフィア 必要なものを言いなさい。 手に入るものなら揃えてあげるわ。
  • トム 薬や包帯なんかを置くテーブルもほしいね。いつでも使えるようにさ。
  • イーデン 確かに、それは必要ですね。 怪我人が出たらすぐ治療できますし。
  • ソフィア 倉庫に薬と包帯があるはずです。 まずはあれを一緒に取りに行きましょう、イーデン。
  • イーデン はい!ソフィア。
  • ハンマー どうだ?満足か?
  • トム あ、ああ。 手の届く距離に置きたかったからな。
  • イーデン いいえ!まだ足りないですよ!
  • トム えっ?オ、オレはこれで満足だが…?
  • イーデン あのまま置きっぱなしにすると、汚れるかもしれないじゃないですか。
  • ヘナ と、同感です。 空気中に埃も多いし、すぐ汚れちゃいますよ。
  • トム あっ… そうか。何か覆うものがあった方がいいかもな。 頼めるか?
  • ハンマー いいだろう。それくらいはお安い御用だ。
  • そういうことなら、ボクにお任せを! 素敵なカバーを作ってみせます!行こう、シード!
  • シード ワン!ワン!
  • トム あいつ… はしゃぎすぎじゃないか? 誰のための診療室かわからないぜ、まったく。
  • ソフィア イーデンは元からああいう性格よ。
  • イーデン どうですか? 捨てられた窓を改造して、カバーを作ってみました!
  • ハンマー なかなか似合っているトム ああ。本当に似合ってるな。 お世辞抜きでそう思うぜ。
  • ソフィア やっと終わったわね?
  • ヘナ も、もしよろしければ… ベッドになりそうなものをいただけませんか? ミゲルさんを診るときは、横になってもらった方がよくて。
  • ソフィア ベッド?
  • ヘナ 介護施設で介助員をしていた頃も、いつもベッドが足りませんでした。 患者さんには、一番必要な物なのに…。
  • イーデン 心配しないで、ヘナさん!ベッドに使えそうなものなら、 近くにたくさんありますから。
  • ハンマー 一人で運ぶには重すぎる。一緒に行こう。
  • スマート 私も手伝うわ。
  • ヘナ わ、わたしも!
  • イーデン そうですね!みんなで運びましょう! アハハ!
  • ヘナ (イーデンさんはとても明るい人なのね。 今の世の中じゃ、あんな人はめったにいないのに…)
  • トム おお! いいんじゃないか?ベッドにぴったりだ。 あの… その… ミスター・ハンマー?
  • ハンマー ハンマーでいい。
  • トム 脚の調子が悪そうだが、後で診させてくれないか?
  • ハンマー 余計なお世話だ。
  • スマート 余計じゃないわよ! トム、あとで必ずハンマーの脚を治すと誓いなさい!
  • トム そ、それは診てみないと何とも言えないが、最善は尽くすよ。(ハンマー…一番おっかないやつだから、何とか取り入って味方につけないとな)
  • イーデン 何はともあれ、素晴らしい診療室ができましたね!
  • ソフィア えっと… その… イーデン ?
  • イーデン はい、また何か必要ですか? 遠慮なく言ってください!
  • ソフィア このベッドにはジョイを寝かせることになるかもしれないでしょう?子供にはちょっと …堅すぎるんじゃないかと思って。
  • ヘナ 確かに。大人の患者でも、ふかふかのベッドの方がリラックスできると思います。
  • イーデン わかりました! ワラでクッションを作って、布を被せましょう! 寝床よりここのベッドの方が好きになるくらい、上手く作ってみせます!
  • トム (このイーデンってやつ… えらく積極的だな。まるで初めて雪だるまを作る子供みたいだ)
  • ミゲル ホッホッホッ。 このキャンプには病院まであったのだな。 ゴホッ!
  • ヘナ ミゲルさん!ちゃんと休んでないとダメでしょう?これは、たった今みんなで力を合わせて作った診療室です。ミゲルさんのために…。
  • ミゲル それはどういうことじゃ?ヘナ君。 ゴホッ、ゴホッ!これが… わしのための… ゴホッ! 診療室じゃと?
  • イーデン これからよろしくお願いします、 ミゲルさん。 早く元気になってくださいね。
  • ミゲル ホッホッ。 こんな老いぼれのためにわざわざ … ゴホッ! 何とお礼を言えばよいやら。今の世界で、こんな人間らしい温もりに出会えるとは… ゴホッ! 夢にも思わなんだ。… なんと! ベッドまであるのじゃな。 ゴホッ、ゴホッ!
  • イーデン ふかふかで心地いいベッドですよ。 気に入ってもらえると思います!
  • シード ワン!ワン!
  • イーデン ダメだよ、 シード! キミのベッドじゃないん だから!患者さんが寝るところだから汚しちゃダメ!
  • シード クゥ~ン…
  • イーデン さて!ひと汗かいたし、 少し休みましょうか? アハハ。
  • スマート そうだ、トム。
  • トム あっ、え? な、 何でそんな怖い顔で近づいてくるんだ? オレ、何か悪いことした?
  • スマート ハンマーの脚を治すって約束… 絶対に守りなさいよね!
  • トム し、心配すんなって。 最善を尽くすって言っただろ?
  • ヘナ あの… 厚かましいですけれど、またお願いが…。
  • イーデン 遠慮しないで言ってください、ヘナさん。 何か必要なものでも?
  • ヘナ わたしやトムはいいけど、ミゲルさんは体力がだいぶ落ちています。 食べ物を少し分けていただけないでしょうか?
  • トム オレだってつらいよ! 腹が減って死にそうだ!
  • イーデン あっ、うっかりしてました。ずっと迷っててお腹ペコペコですよね!いいですよ! みなさんのために、美味しい料理を作っちゃいます!
  • ヘナ 本当ですか? あ、ありがとう、 イーデンさん!
  • ソフィア よしなさい イーデン。 料理は私が作るから、あなたは休んでいて。
  • ジョイ イーデンの作るごはん、 きらーい。
  • スマート ……。
  • ソフィア そんな目で見ないで。 あなただってイーデンの料理を一口食べれば、 毒入り料理が恋しくなるはずよ。
  • イーデン あうう!ひどいですよ、ソフィア!
  • ハンマー この人数だと手がかかるだろう。俺も料理の経験はある。手伝おう。
  • ソフィア 好きにしなさい。
  • イーデン うわぁ!どうしたんですか、ソフィア!?こんな豪華な料理は初めてです!
  • ソフィア 大人数だし、これくらいは作らないと。
  • ヘナ ウソ… 本当にわたしたちも食べていいんですか?
  • ソフィア 見ての通り、このキャンプは環境に恵まれていて物資は豊富なんです。 遠慮せず好きなだけ食べてください。
  • イーデン さすがソフィア! 大好き!
  • トム (本当は娘のことがあるから腕によりをかけたんだな。 あのジョイって子は丁寧に診てやるか…)
  • ミゲル ……
  • イーデン ミゲルさん、どうですか? ソフィアの料理、美味しいでしょう?
  • ミゲル……
  • イーデン あれ、おじいさん?どうして泣いて…。
  • ミゲル ゴホッゴホッ! 歳を取るとな… クセができるんじゃ。 色んなことを忘れ、 手放してしまうクセじゃ。
  • イーデン ?
  • ミゲル ここまで生きてくる間、わしは色んなことを忘れ てしまった。 ゴホッ! 愛する… 人や、澄んだ空気、生い茂った森の… 香り… ゴホッ! 青々とした空…。そして、好きだった料理の味も。 ゴホッ! 死ぬ前に… これほど素晴らしい晩餐を…味わいたいという望みはとうに捨てておった。いつ諦めたのかも思い出せないほど昔にな。 コホッ、コホッ!
  • ヘナ ミゲルさん、しゃべりすぎです。 少し休んで。
  • ミゲル いや、これだけはどうしても伝えたい。 わしは平気じゃ。 ゴホッ!そんなわしが、たった一つ、捨てなかったも のがある。 コホッ、コホッ! 墓まで手放さぬと誓った宝物じゃ
  • イーデン 宝物… それは何ですか?
  • ミゲル 感謝の言葉じゃ。ゴホッゴホッ! ソフィア、本当に ありがとう。おかげで、まるで「あの日」以前の世界に戻ったような気分になれましたぞ。 ゴホッ!もはや何の悔いもないほど、愛にあふれたディナーじゃった。
  • ソフィア ……
  • イーデン わぁ…あちこちでいびきの音が聞こえる。 おやすみの挨拶を言ってから、 まだ10分も経ってないんじゃ……どうやらソフィアは、あの三人を受け入れてくれたみたい。 スマートさんとハンマーさんも、 あんなふうに歓迎してあげればいいのにな。ミゲルさんにヘナさん、それからトムさん! みんなに出会えて嬉しいなぁ。 きっといい人たちのはず! シードもそう思うよね?
  • シード ワン!
  • イーデン アハハ、やっぱり?キミはミゲルさんにすごく懐いてたもんね。
  • シード ハッハッハッ……
  • イーデン 診療室を作ったのは大正解だったね! もうジョイが 体調を崩しても治療してもらえるから安心だし。 ミゲルさんとジョイの病気、 早く治るといいなぁ。あの木が幸運を呼び込んでくれてるのかな? このキャンプにはいい人ばかり集まってくる 気がする。アハハ。さて! 明日のためにもしっかり寝ないとね。シード おやすみ!
  • シード ワン!

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コメント(1)
  • 1. 匿名

    相変わらずイーデンの平和ボケ具合にはうんざりするな〜

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